冬休み~センター前の受験勉強

数学

 この時期になると、ていうか1月号から学コンは出してない。なかなか、まとまった時間が取れなくなっているし、じーっと考えていると不安感に押しつぶされそうな気になるから。この時期は専ら演習をしました。まず、1日1セット(6問)は必ず解くようにした。答案作成の練習って意味合いもあるから、計算用紙を買ってきて、1問をB5の範囲に収まるように練習した。模試問題集というのは、駿台、河合、代ゼミが昔にやった東大模試の問題である。始めは平均くらいしか取れなかったが、半分くらい終わった辺りに急に5問くらい解けるようになった。あれ?と思った。何か、問題がやたら易しく感じる。なんかの間違いだと思って過去問を解いてみても、何故か結構解ける。こういう現象がどうしておこったのかは知らないけど、とりあえず数学が出来るようになった!で、今までは数学を3完目標にしていたが、これは数学で差をつけられると思いはじめ、最近の易化傾向も考え6完を目標にすることにした。この時点で、6完って行けるんじゃない?って思い始めてた。もしもんだいしゅうがおわってからは、過去問で、今まで解いた事のない問題を6問集めては時間計って解く、っていう作業を繰り返した。でも、6完というと、1問当たり25分で解かなくてはいけない。多少答案が甘くなるかもしれないが、6問解ききれば、いくら減点されても100点は行くはずだし、それを考えると6完を狙うメリットは大きい。そして、そのまま本番に臨む!

英語

 この時期から新しいことを学ぶ勇気と時間はない。今まで英語をやってこなかったことを後悔しつつも、先に述べたように、東大英語というテストのためだけの勉強に切り替える。ていっても、今までやってなかったZ会のEJを全てやって、模試問題集をやりまくるだけ。EJは出せば採点してくれるのでありがたい。逆に、模試問題集は自分じゃ採点できないので点数は出せないけど、とりあえず時間計って解いて、解答解説を熟読する。これだけだ、出来たことは。それぞれの感想としては、駿台…ちょい難しめで、リスニングはちょうどいい。河合…回ごとに難易の差が大きく、変な問題もあり、リスニングに関してはとんでもなく簡単な回もあった。代ゼミ…難易にばらつきはなく、リスニングは代ゼミのが一番良い問題だと思った。過去問もやろーかと思ったけど、赤本は解説があまりに貧弱なため、5番の長文だけとりあえず読んで、3番のリスニングもやっとく。でも、赤本のリスニングはちょっと遅すぎやしないかい?あと、QEB(英作文)の復習を丁寧にこなし、本番に臨む!

国語

 センター前から決めていたことだが、センター後は国語はあんまりやらない。ってことにしてた。それは、単純な理由で、これから国語なんて伸びないさっ。って思ったってだけ。しかし、最近の理系東大古典は易化傾向にあり、もしも古典が簡単何に失敗したら、かなりのハンディを背負うことになってしまう。こんな事を1週間前に思い始めたのでラスト1週間で国語もやる。やったことは、Z会のLJを解いただけ。ていっても、難しいので、古典のかんを戻らせるために、ちょっと読んでも良く分からない文章はすぐ解説を読み、もう一回本文を読むって方法。このお陰で、センターの時に勉強した古典の感覚が戻ってきた。現代文は、この時期から伸びるなんてことはいだろうと思ったけど、もし同じ文章が出たらやってなかったコトを後悔するって云う理由だけで、現代文も見直した。これは、古典より更にひどくて、文章をさーーっと読み流し、解答を見るだけ。解説すら読まなかった。実際の試験では、もちろん違う文章が出たんで、意味はなかったけど。。てな感じで本番に臨んだ!

使った参考書

物理

 物理は結構完成してたので、あとは演習をつんで時間も短縮できるような練習もする。SEGのテキストは難しすぎてやる気が失せてたので、こなれた難易度の過去問、模試問題集をこなす(ていうか、過去問レベルが解ければいいわけだし)。過去問をやってみて思ったんだけど、始めの方でミスると、当たり前だけど連鎖的に間違ってしまうから、物理はかなり注意深くやらないといけないな。って思った。そんなんで、物理は別に短時間で解き終わらなくても、75分以内に終わればいいやって考えになった。物理は最低でも45点は欲しいから、ミスは許されない。で、解く順番は、そのまま1力学→2電磁気→3その他。今年は3番に原子か波動が来るだろうって言われてたけど、結局波動が来た。物理は過去問だと平均は45点弱、河合、駿台、代ゼミは共に40点くらいだった。模試で受けたときより点数が伸びてるのは、家でやっているって要因もあると思った(模試は1日受験とかしてたし、前後すぐに人がいたし)。3つの中では代ゼミがいちばん簡単なんだけど(60分くらいで終わる)、点数が伸びない。これは、簡単っていってもゆっくり落ち着いてやることが重要ってコトなんだと思う。そんな感じにやってると、残り1週間を残して過去問と模試の問題集が終わる。あと、なにをしよーかと思ったら、Z会の旬報に物理が載ってるのを思い出し、一通りやってみる。難易度もほどほどで、過去問に即して作ってあるようで、見たことのあるような話題も多かったけど、演習用としては良かったと思う。もう、物理ですることはないだろうと思い本番に臨む!

化学

 模試の結果を見れば分かるように、化学は相当遅れている。のは予定通りではあるけど、理論にあまりにもてが回っていなさ過ぎるため、理論をきっちり勉強する時間は取れず、演習を通してやったとこだけでも出来るようにしとこうといういう計画を立てる。無機有機は、一通りの勉強は終わったため、演習を積んでいく。有機は、今までやってなかったZ会のQCAを全て解ききる。まずは、過去問を解いてみる。東大の解答用紙は罫線が入っていて使いづらいため、これに慣れるためにも、模試の解答用紙のコピーを使って答案作成の練習。過去問やってみると、今まで受けてきた模試に比べて明らかに簡単。これなら、40点も夢じゃないんじゃない?と思いつつ、赤本に収録されてる9年分を終わらせる。多分、平均で30点くらい取れてるはず。模試問題集は化学だけでやっても試験慣れしないので、物理とセットで150分計ってやる。いつも、物理→3有機→2無機→1理論という順番で解くことを決める。で、模試問題集をやってみると、意外と点が取れる。有機よりも無機の方が良く出来ることが多い。明らかに有機の方が時間をかけて勉強したのになぁ。理論は、出来る分野と出来ない分野の差が激しすぎる。出来る分野だと理論20点行くこともあるのに、出来ない分野だと5点ってコトもある。難易度的には河合<駿台<代ゼミだった。で、過去問と合わせた感想で言うと、代ゼミのが一番難易度が本番に即している。平均は、河合25点、駿台30点、代ゼミ40点くらいだった。だから、模試問題集をやるときは、河合と駿台を終わらせてから代ゼミのをやるといいと思った。それが終わると、CJのやってなかったところを全て終わらせる。この時点で残り1週間。無機と有機で点数を大幅に落とすのは避けたいため、無機有機固めに入る。新演習を使った。有機は、芳香族、糖類、高分子の範囲だけやった。無機は全て、電池もやった。そしてそのまま本番に臨む!

 さすがにこの頃は1日の勉強時間が平均して14時間を越えていた。夜9時に寝て朝3時に起きてやってたこともあった。朝3~6時の間はとってもはかどります。集中力は何倍って数えられないけど、2倍くらい集中できた気がする。今、自分だけだ、実力を伸ばしてるのは!みたいな、へんてこなことを考えて勉強してました。この時期は勉強量と集中力を考えると、今まで勉強したことの量と同じくらいの量を学んだ気がずる。センターまでの学力を1とすると、直前には2となっていたようなもん。

 それでも、試験が近づくにつれだんだん落ち着かなくなってきて、試験前日とかはほとんど勉強が手につかなかった。試験前日にはたっぷり睡眠をとることが大事だと思って、前日はたいして眠くないのに9時に布団に入って寝るよう努力した。多分、10時くらいには寝れたと思う。