まず、自分の中で年の切れ目を一つの区切りと考えた。というのも、2次とセンターではやるべきことが全然違うため、12月末までは2次の勉強をし、年が明けてからセンターに重点を置いた勉強に切り替えようということだ。
12月にSEGでやったことは、タイトル「東大解析数学」で、中身はごちゃごちゃで、数と式、関数、行列、数列、確率、複素数、微積って感じ。いつも習ってる先生じゃなかったので、つまんなかった。結局は東大とかの過去問ばっかだったと思う。後期の問題も混じっていた。
センターの勉強は、今まであんま手をつけてなかったセンター演習コースの問題を解きまくった。大数のセンター必勝マニュアル2Bを買ってやってみたけど、特に役にはたたなかった。で、センター数学の対策はそんな感じで終わった。センター数学は解いてもつまんないので、合間に2次の勉強を挟んだりもした。あんま好きじゃない数Ⅲも、センター数学の合間にやると楽しく感じられたので、この時期に数3の総復習もしといた。
2次対策っていっても、もはや英語の勉強のメドが立ってなかったので、英語の勉強じゃなくて東大英語って言うテストが出来れば良いってだけの勉強に切り替えた。どういうことかっていうと、東大の英語は読解系(大問1,4,5)と、その他(大問2,3)に分かれている。後者は、勿論英作文とリスニングである。英作文はZ会でやっていたし、模試でも結構良い点を取っていたから自信があったし、リスニングも自信があった。で、大事なポイントは、前者、後者共に配点が約60点っていうことだ。つまり、前者で15点くらいでも、後者で45点取れば60点に達する。英語で60点取れれば他教科でカバーできる自信はあったから。
でも、英語が苦手って言う性質から、センターの英語をやらないわけにはいかなかったので、12月末あたりからセンター英語の対策を始めた。まず、単語の勉強をほとんどしていなかったので、速読英単語必修編をやってみる。文章読んでる時間がもったいないので、単語だけざーーーっと覚えて、その後に文章を読む。1回目でかなり定着したように思う(ていうのは、見たことのある単語も多かったから)。2回目やったら、80%くらいは覚えられたと思う。あと、完璧に不足している熟語力を増やすため、速単と同じような使い方で速読英熟語をやった。こっちは1回のみ。熟語の方は、見たことのあるのばっかだったからね。あとは、英文法・語法のトレーニング(演習編)をやった。これは2次対策をかねてのことだけど、センター明けは理数の完成にかなり時間を割くつもりだったので、2次でもそんな配点の高くないものは今のうちに片付けとこうと思ったからだ。それが終わった辺りで、Z会のやつを解きまくった。これは、慣れって意味で役に立った。河合の英語マーク式問題集は2回分解いてみて簡単すぎて意味ないと思ったので、そこで終わりにした。でも、さすがにセンター英語は配点も高いし、後期の足切りにも使われるので不安で仕方なかった。だから、英語が出来ないってのは不利なのだ。2次でも、英語は実力のある人はそれなりの点数は確実に取れるわけで、数理という難易度が不確定な科目に頼らざるを得ない僕みたいな人間にとって、英語やっとけば良かったと思う科目No.1に輝いているわけで・・
センター国語は模試でも5割を超えたことがないほど出来なかったのだけど、本番ではとりあえず140点を目標とした(あくまで目標)。それは、本番間際に伸びるかも?って思ってたからだ。まぁ、実際の試験は甘くはなかったけど・・でも、センター過去問を解いていたときは、確かにそのくらいの点数取れるときもあった。家でセンターのを解くと50分くらいで終わってしまう。なんか、リラックスしすぎているのか点数がいい。ていうのも、これ、これ、ってすぐに選んでるから。けど、模試とかの時は、えーとこれは・・?いや、こっちかも・・。って迷った挙句間違える。でも、そーやって迷わないと不安で。で、本番も後者のような感じで目標には届かなかった。ま、模試よりは良かったし、そんながっかりすることじゃぁないさ。
冬のSEGでは、指定講習がなくなったので「東大京大物理2」を取る。明らかに難しかった。最後まで予習できなかったし、最後まで復習できなかった。明らかに重過ぎる。センター対策をしようかとも思ったけど、何すればいいのか分からずとりあえず教科書を眺めてみるも、つまらなすぎて断念。結局センター対策はしてない。で、センターは失敗だな・・
SEGで「東大京大化学2」ってのを取った。良いって評判の先生だったので期待していたら、とても分かりやすくてちょっと感動した。この先生に1年間習っていればなぁ、なんて思ったりしたほど。センター対策に決める!センター化学みたいのをやったけど、意味あったかは微妙。それより、明らかに遅れている2次対策の化学の勉強をした。2次の勉強してればセンターもいけると思ったから。ホントのとこはどうだったかしらないけど、センターはまぁまぁ取れたので結果としては良かったかな。ていうか、センター向けに何やったらいいなんて、あるんだろうか?
倫理ノートは12月入るくらいから少しずつ始めていた。ていうのも、倫理は学校じゃほとんどやってなかったし、センター模試でもあんまり点数が取れてなかったからだ。倫理ノートは見開き60ページもあるけど、3回くらい繰り返せば定着する。その後、センターへの道をやってみる。センターの過去問を分野ごとに編集してあって、勉強するには使いやすい。Z会のセンター演習コースの倫理は、あまりにもセンターに即してなさ過ぎてダメ。河合のマーク式問題集は役に立った。倫理は、一通りやったら問題演習をしているうちに定着率が上がってくると思う。にしても、黄色パックの倫理は面白かった。オサマビンラディンが属すグループは?って問題があった(笑)。さすがに、そんな問題は出ないよね。1月に入ってからは国語と倫理の勉強時間が群を抜いて多かった。倫理は、つまらない人にとっては(僕も)ほんとつまらなく、長時間連続で倫理勉強するのはムリなので、こまめに違う科目をやって気分転換をしていた(違う科目で勉強転換っ云うのが良かったか?)。
この頃は、1日の平均勉強時間は14時間前後。ていっても、センターの勉強は飽きるので、集中力を考えると、そこまではかどっていたとは思えない。
科目 | 点数 |
---|---|
英語 | 184 |
数学1A | 96 |
数学2B | 83 |
国語 | 103 (実際は96点だったらしい…) |
物理1B | 84 |
化学1B | 89 |
倫理 | 86 |
前期 | 641 / 800 |
後期 | 452 / 500 |
この結果は、11月に受けた河合センター模試で、センター換算得点だった641点と同じだった…(結果の郵送で国語の自己採点をミスっていて、本当は634点だったことが発覚…) 11月に受けたセンター模試を、センターの難易度に直すと641点だったってコトは、その頃からあまり伸びてないということだろうか?ま、641点も取れれば上出来と言えるのではないでしょうか。この点数なら、センターで700点取った人との差はたったの8点。ま、全然OKと言えるのではなかろうか。とりあえず、前期足切りって言う最悪の事態は避けられてほっとした。(因みに、東大入学してからクラスに自分より低い人いなかったぽい) でも、後期452点ていうのはなかなか危ない。予備校が発表した予想足切りは445点。だけど、後期の足切り点数って言うのは、前期合格者によって決まるから、決して安全な数字とはいえない。で、実際の理1足切りラインは449点だった。出願したのは前期・東大理2、後期・東大理1。後期は化学生物が必須なので受験できない。私立は迷った挙句出さなかった。