このページは、 効率アップの方法 の続きです。まだお読みになっていない場合は、先に前編を読むことをオススメします。
アドバイスは2本立てです。
1. 全ての人が気を配るべき 集中力 と 睡眠 と 運動 について説明をします。(前ページ)
2. 学生生活にフォーカスして、 時間の使い方 と 勉強の方法 について説明します。(本ページ)
ここからは、具体的に勉強にフォーカスして話していきます。 集中力の項の繰り返しになる部分もありますが、大事なので読んでみて下さい。
結論 : 集中力が続く限りOK✍🏻
前編で、1日の集中力には限りがある という話をしました。つまり、集中できていると感じている限りは、長時間勉強しても大丈夫です👌🏻
しかし、あまり集中できていないなと感じたり、飽きていたり、ストレスになっていたり、という状況になることもあると思います。この時、勉強としてはほとんど成果が上がっていない状況なので、一旦中断して別のことをするのが良いです。
出来れば、あまり脳を使わないことがおすすめです。音楽を聞いてリラックスをしたり、外を散歩してみたり、軽く昼寝をしてみたり、などが理想的です🎧 スマートフォンで文字を読んだり脳に情報を入れるのは、気分転換としてはあまり良くないです🙅
もしそれでも集中力が戻らなかったら、無理せず明日やりましょう。今日集中できていない状態で疲弊して明日も集中出来なかったらもったいないですからね😌
先ほど、集中力を使い切っていない朝に集中するのが良いと言いました。しかし、実際には朝型夜型という適性があります🌞🌝
これは好き嫌いの問題ではなく、実は「朝型、夜型は遺伝的に決まっている」と言われています。
諸説ありますが、
人間が野生生活を送っていた遥か昔、朝型の人間は朝、夜型の人間は夜、と生活リズムが異なる人間が群れを成して暮らすことで、外敵から群れを守る事ができた。
と言われており、先天的にある程度向き不向きがあるようです。
ただ、現代社会においては、電気とカーテンがあるので、ある程度生活リズムをコントロールすることは可能だと思います💡
あなたがすることは、以下のとおりです。
いずれにしても、ベースの考えが集中力にあるという部分を忘れないでください。朝勉強したから偉い、とかそういう曖昧な理由では、実際よりやった気になってしまいかえって逆効果になりかねません🤦🏻
当時、難しいことにチェレンジすることが最も重要と思っていました。確かに長い人生を見れば間違いではないのですが、大学受験という目標に対しては、あまり良い方法ではありませんでした🧐 どうすれば良いのでしょうか?
よって、下記のようにします。
スラスラ進むことはないけど、頑張ったらなんとか理解できるくらいのレベル✍🏻
を常に意識して勉強して下さい。頑張ったらなんとかというのがポイントです。
この状態で進めていくと、常に心地よいチャレンジを繰り返している状態となり、理解できた時に小さい達成感を感じ続けることが出来ます。これは「フロー状態」と呼ばれています。最も効果が得やすい状態で学習を進めることが出来るのです。この状態になるとものすごい勢いで勉強が進むと思います📖 📖 📖
具体的には、どうすればよいのでしょうか?🤔
買った参考書が簡単すぎるもしくは知っていることばかりだと感じた場合、お金はもったいないですがその参考書は友達にでもあげましょう。簡単なことを繰り返してもほとんど意味がありません👾
逆に、買った参考書が難しすぎると感じた場合、一旦保留にして、もう少し易しい参考書や問題集の購入を検討してください。1点罠があって、難しすぎると感じた時、その参考書が自分の現状に対してハイレベルすぎるのか、単純にその参考書が分かりづらいだけなのか、判断ができないということです。自分がある程度理解できそう、と思った時に再度チャレンジしましょう🦾
これは陥りがちな罠です。 前提として、下記を忘れないようにして下さい。
つまり、完璧を目指すなどと思わないことです。
時間には限りがあるので、効果的な勉強をしましょう📖
このことをイメージしておくと、1個ずつ100%を目指して進めるよりも、全体を80%ずつ勉強したあとに個々のレベルを上げていくほうが効率が良いということが分かります✍🏻 なぜなら、すべての分野は完全に独立しておらず、ある分野の理解が他の分野の理解を助けることが多いからです。
とは言え、特に理系科目は80%の理解だとほとんど問題が解けないということもあるので、これを理解した上でどう時間を使っていくのか、また現状の進み具合をどう捉えるべきなのか、の検討材料にするのが良いです。
受験までの時間から、大体どれくらいの時間をこの勉強に使おう、という予定はあったほうが良いと思います🗓
ただ、まだ理解できていない内容に対して予定を立てるわけなので、予定通りに行くことは確実にないと思っていたほうが良いでしょう。
そう思っておけば、順調だと思って慢心することもないですし、遅れていると思って過度なストレスになることもありません。もちろん、全体像は常にイメージしておくべきで、遅れている科目があったらこの科目に使う時間を増やすべきか?もしくはある程度捨てていくべきか?などは考えるべきです🤔
それとは別に、短期的な目標を立てて勉強するのはペースを作るのに役立つと思います。2週間で100ページの参考書を終わらせたいと思ったら、平均して1日7,8ページは進めないといけないわけなので、例えば、
などとします。この時、2週間で100ページという目標のみで実行するよりは、1日8ページを14セットと考えて1日1日達成していくほうが簡単に進められます。変にストレスにならないよう、自分なりに良い方法を探してみて下さい。
もし計画通りに進まなかったら、なぜ進まなかったか考えてみてください。簡単すぎて飽きていないか、難しすぎてスピードが遅くなっていないか、立ち止まって考えましょう。
全体をおさらいしてまとめとします。
このアドバイスを参考にして、効率良く学習や仕事を進めらるようになった!と感じて下さった方がいたら嬉しいです。