大英博物館古代ギリシャ展行ってきた

 西洋美術館でやってた大英博物館 古代ギリシャ展 THE BODY 究極の身体、完全なる美が面白そうだったので、行ってきた。バイクを整備中なので、自転車で上野へ。

 いつもは絵画の展示が多いので、彫刻は新鮮な感じ。柔らかい人間の体を、大理石で作ろうとした人の心境はどんなもんだったのかね。でも、大理石の見た目の質感って人間に近い。ギリシャ神話の教養とか全くなかったけど、オリュンポス十二神(Δωδεκάθεον)とか、いくつかは聞いたことくらいはある程度に有名だった。頭の中で Moira が再生されるのは仕方がないね。

 プッシュされてたのは、円盤投げの像で、確かにすごい躍動感だった。展示スペースの取り方も、それだけすごかったよ。オリンピアでは、競技そのものもそうだけど、若者の肉体美を見るのも目的の1つみたいなことが書いてあった。男だけで、競技も裸で行われるしな。当時、女性はほとんど外と関わりはなく、家事に従事していて、世の活動のほとんどは男性のみで行われていたそうだ。ホモだらけの壺絵とかあったけど、そもそも関わる人間が男ばっかりだと、そういうことになるのかもね。男子校みたいなもん。実際、ホモはたくさんいたと書いてあった。壺絵で、年上の男性に肩車される若者たちと、年上に鹿などをもらう若者、みたいなのがあって、全裸で肩車するので必然的にエロティックを想起させる、みたいなコメントがついててワロタw

 結婚も決められたもので、会ったことのない者同士が結婚していたらしい。結婚のスタイルがこうだと、恋愛なんて感情を知らない女性も多かったのだろうかね。宴の席の娼婦みたいなのは当時から認められていて、男もそういう仕事に従事するものもいたとか書いてあったけどね。処女で死ぬというのは特別なことで、お葬式が結婚式のような扱いになってたらしく、お墓に女神が掘られてたこともあったようだけど、ある時期から贅沢すぎるということで禁止にされたらしい。

 あと、男性器を持って女性の体をした神の像とかもあって、男の娘って当時からいたんだね。1つ願い事を叶えてくれると言われた女性が、男性の体になりたいと言った。という壺絵もあった。

 若い男の肉体美だけでなく、時期によっては肥満体の彫刻を作ったり、色々変移していったようだ。どれも美しかった。男性裸像も美しかったけど、「アフロディテ像」と「サテュロスから逃れようとするニンフの像」が好きかも。

 ちょうど期間の真ん中あたりで、割と空いてたのでゆっくり観られて楽しかったよ。

 帰りは、上野公園をぶらぶらして、浅草をぶらぶらしてきた。今日は隅田川花火大会なので、浅草は結構混んでた上に、その辺で食料がたくさん売られてて匂いでお腹すいた。浅草橋も浴衣の人たくさんいたよ。10階程度のビルが多くて、近づかないと見られないのだけどね。

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